プチ旅行記 2023年12月 東京

今年の冬は、ちょこちょこと旅に出る機会に恵まれた。

 
自分はあまり旅行をたくさんするタイプの人間ではないのだけど、久し振りの一人旅が非常に楽しかったので、ちょこっと日記として残しておきたいと思う。
 
 
◼︎2023/12/16(土)-18(月) 東京
 
 
「12/16、映画のエキストラ出れる人いませんか?」
 
大学時代の友達数名のグループLINEを開くと、映画を自主制作している友達からのメッセージが来ていた。
 
文脈から察するに、関東圏の大学同期に向けての募集かなという感じではあったのだけど、友達の映画制作している現場をずっと見てみたいと思っていた私は「関西からだけど行くよ!」とすぐに返事をした。
 
普段は忙しくて土日の予定がなかなか開かないけれど、12月はたまたま暇があって、東京に遊びに行くのに最高のタイミングだなぁと思ったのである。
 
 
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12/16の朝、京都発の新幹線で東京駅へ。
 

駅弁を食べるのが大好き。
新幹線の自由席の真ん中で、左右に人が座っていたので「食べるタイミングないかなーー」と思っていたけれど、左右ともに酒盛りや飲食を始めたので、無事食べることができました。嬉しい。
 
 
東京駅で新幹線から降りた後は、電車を乗り継いで、埼玉の撮影現場へと向かった。
 
実は埼玉に足を踏み入れるのは初めてだったので、なんだかワクワクする。
 
東武東上線に揺られ、途中で向かいの乗客がゲロを吐いてキャリーケースにゲロがついたりするトラブルに見舞われつつ、目的地に到着した。
 
 
撮影現場では、撮影チームの人達に挨拶したり、衣装さんと一緒に衣装合わせをして写真を撮ったりしてから、いよいよ撮影が始まった。
 
自分が経験したことのない現場だったので、小さな役柄だけど、とても勉強になって面白かったです。
 
照明さんや音響さん、カメラさん、監督がいて、チームで協力して現場を回している。そんな、きっと映画制作をしてる人にとっては当たり前の風景も、自分にとっては真新しく、興味深いものでした。寺岡くん、ありがとー!!!
 
 
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そんなこんなで撮影を終え、東京に戻って喫茶店で一息つき、夜は友達のおうちにお邪魔することに。
 
駅で集合して、一緒にスーパーで買い物して帰る。地元ならではのスーパーは見ているだけで楽しい。
 
友達が料理をしてくれている間、本棚の本を読んでいいよ!と言っていただいて、友達の出身地である北九州の旅行本をペラペラとめくっていた。ちなみに、これがきっかけで、翌月に突然福岡旅行を思い立つこととなるのであった。またそのブログも書く予定。
 
 
そうこうしているうちに、晩ごはんが完成!
 

 
友達が作ってくれた福岡の郷土料理「がめ煮」は、唸るほど美味しくて、今でも味が忘れられません。
 
食後は、お土産で持参した八ツ橋を一緒に食べたり、美味しいお茶をいただいたりしながらお喋りをして、気付けばあっという間に23時過ぎに!
 
 
交代で風呂に入ろうということになり、ここで自分がパンツを忘れたことに気付く。パンツ…!!!
 
仕方がないので、風呂場でパンツを洗わせていただいて部屋に干し、その晩はノーパンでパジャマを着て眠りについた。
 
 
ぐっすり快眠して、目が覚めると朝。人のベッドで眠るのは久し振りで、なんだか不思議な感覚だった。
 
いや、そんなことよりも、パンツだ。
さっそく干していたパンツを確認したところ、まだ濡れていて乾き切っていない模様。
 
これは履けないな…コンビニで新しいパンツを買うか…ということで、ノーパンのまま身支度して、私は別の友人とのモーニングに向かうべく友達の家に別れを告げたのであった。
 
 

 
優雅にモーニングを堪能して、無事コンビニでパンツも手に入れた後、泊めてくれていた友達から連絡が入る。
 
「パンツ忘れてます!!!!!!!」
 
友達の家に濡れたパンツを置き去りにしてきたのであった。あちゃー!
 
ユニクロのパンツだから捨ててください!」とお返事したものの、優しい友達は「パンツ、届けるので履いてあげてください!」とパンツ思いの返事をくれたのでした。
 
 
ちなみに、その時、私は上野公園でパンダを見て「あまり可愛くないな…」などと複雑な気持ちになったりしていました。
 

なんか燃え尽きてない?
 
人生で初めてパンダを見た気がする。
 
 
そして、わざわざ上野駅までパンツを届けに来てくれた友達。可愛い花柄のハンカチに包んで、綺麗に折り畳まれたパンツ。優しさに感謝の気持ちでいっぱいでしたが、ちょっとシュールで笑ってしまった。
 
こうして、パンツは無事私の元に戻り、パンツ騒動は一件落着したのでした。
 
 
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友達からパンツを受け取った後は、電車に乗って東京駅へ移動。
 
東京の知人に薦めていただいてから、ずっと食べたかったエリックサウスのビリヤニを昼食に!大阪にもあるのは知ってるけど、なんとなく東京で食べたかったのです。もちろん美味でした!
 

 
 
腹ごしらえも済んだところで、最後のお目当て…
 
はとバスツアー」へ!
 
ずっと昔から、はとバスに憧れていて、やっと夢が叶ったので嬉しい。
 
私が乗ったのは、2階建てパノラマバスで、2000円で東京の有名な観光地をぐるっと周遊してくれるというツアーだった。
 
少し肌寒い12月、皇居から国会議事堂、東京タワー、麻布台ヒルズと回って、首都高に乗ってびゅんびゅん風に吹かれながらレインボーブリッジを渡る。楽しすぎる!!!!!あまりの楽しさに、1人でニコニコしていたくらい。最高だったなー。
 

 
はとバスに大満足した後は、少し早いけど、帰りの夜行バスが出るバスタ新宿へ。
 
21時半発の高速バスに乗るのに、18時前には到着してしまった私。
 
時間を持て余すかな〜と思っていたけれど、旅の疲れから待合所のイスでキャリーケースを抱えて3時間爆睡。全然持て余さなかったな。
 
仮眠から目覚めた後は、トイレでモコモコのパジャマに着替えて、メイク拭き取りシートで化粧を落とし、夜行バスに乗車した。
 
やっぱり、夜行バスって値段が安いんですよね。
別に新幹線代が払えない訳じゃないんだけど、これで8000円浮くなら、浮かせた方が良いよなーという感じ。大人になっても貧乏性だね。
 
 
そんなこんなで、楽しい旅もいよいよ終わり。
 
夜行バスですんなり熟睡して、目が覚めるとそこは滋賀でした。
 
5時過ぎに滋賀に到着し、帰宅して30分ほど仮眠した後、元気ハツラツで出勤!!!
 
少しの気だるさを足や背中に感じながら、日常に戻っていくのでした。
 
 
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この旅行の間、何人かの友達から「東京に来てるなら会いたかったー!」と優しいメッセージをいただたいて、
 
あぁ、自分の友達は東京にもたくさんいるのだなぁ。
 
と、改めて思うきっかけになったりもした。
 
普段はバンドのライブ遠征か仕事の研究会くらいでしか行かない東京だけど、もっと気軽に遊びに行きたいと思いました。
 
次は往復夜行バスも悪くないなぁ。
 

 
また東京に行った時は、良ければ一緒に遊んでください!
 
終わり