プチ旅行記 2024年1月 福岡 前編

今回の旅行記は、福岡編です。

奇跡の17連休を獲得した今年の冬休みに訪れて、大好きになった街の話。

 

 

 

 

1/3の夕方、神戸で高校の同窓会を終えた私は、そのままの足で六甲アイランドへ向かった。

 
門司港行きの阪九フェリーに乗るためである。
 
 
 
前回の東京旅行ブログに出てくる北九州市生まれの友達の影響で、唐突に冬休みの福岡旅行を決めた。
 
思えば、福岡にはずっと憧れがあった。
 
私が敬愛する小説家、絲山秋子さんの小説の舞台としてよく出てくる街だからである。
絲山秋子さんは、会社員時代に転勤で福岡に来て、住んでいたと聞いたことがある。
 
大好きな小説で描かれる福岡。
決して遠い場所ではないけれど、ちゃんと訪れるのは初めて。
大学生の時に大分県の湯布院に旅行した際に通過したくらいしか足を踏み入れたことがなかった)
 
 
友達の故郷であり、また別の友達が住む街であり、憧れの土地でもある福岡は、一体どんなところなんだろう。
 
そんなワクワク感を胸に、私は神戸港18:30発のフェリーに搭乗したのである。
 

 

◼︎福岡旅行 2024/1/3〜1/5
 
慣れないフェリーになんとか乗り込み、部屋を確認して、早々と大浴場で風呂を済ませる。
 

実はフェリーで宿泊するのも初めての経験だった。
 
船内に売店やレストランもあり、夜景を眺めながらぼんやり座れるような席もところどころにあり、とても快適な作りである。すごい。
 

海上では携帯電話の電波が入らないということを知らなかった私は、「電波がない!!!本でも持ってくれば良かった…」と少し後悔しながら、ブログの下書きをメモ帳に残して、20時台にはスヤスヤと就寝した。
 
 
 
そして、朝。
 
フェリーの揺れが微振動として身体に伝わり、なんだか変な感覚の寝覚めであった。
 
身だしなみを整えた後は、レストランで朝粥定食をいただき、朝特有のゆるやかな時間の流れを感じながら、門司港への到着時刻を迎えた。
 

旅先で食べる朝粥って美味しいよね。
 
門司港からは、連絡バスに乗ってJR門司駅前へ。
 
お気に入りのカメラ、FUJIFILM X100Fを片手に、のんびり散策をするのがとても楽しかった。
 

 
 
少しは観光らしいことをしよう!と思い立ち、電車で移動して門司港レトロ周辺へと移動。
 

 
途中、スタバに寄ったり、手相占いをしてもらったり、よく分からないガチャガチャをしたりしながら、非日常を満喫。
 
旅先で気まぐれに行き当たりばったりの行動をするのが好きなのです。
 

「あなた、優しくて真面目な人ね。長生きの相よ。」と占い師のおばちゃんに言っていただいた。
 

かわいいガチャガチャ。ちゃんと鳴きます。
 

一人旅でよく分からない遊びをする29歳。
 
 
 
 

門司港名物の焼きカレーとバナナビールも堪能したところで、小倉駅経由で新幹線に乗り継いで、博多駅に移動。
ちなみに、先月まで小倉の読み方が「こくら」だということすら知らなかった…。(おぐらと読んでいた…)
 
 
14時ちょうどに博多駅に到着。
 
この後は、15時半に友達と集合して麻雀を打つ予定がある。
 
約1時間、どう過ごそうか。
なんだか眠いな…。
 

ということで、博多駅前のネットカフェ「ポパイ」に来て、仮眠することに。
 
旅先のネカフェで仮眠を取るの、自分あるあるなんですけど、他にもよくやるよ!って人がいたら教えてほしいです。めちゃくちゃ気持ち良いよね。
 
 
 
仮眠から目覚め、友達と合流し、3時間ほど麻雀を打つことに。
 

友達以外の方は初めましての方ばかりだったけど、全自動麻雀卓に慣れない私にもとても優しくしてくれました。ありがとうございました!!!
 
麻雀を打った後は、天神に移動して、友達5人と焼鳥居酒屋へ。美味しい!!!デザートが下ネタなこと以外は全て最高でした。

ちょっと気まずいやん。
 
飲み会の後は、少しカラオケ2次会をして、友達は帰路につき、私はビジネスホテルへ。
 
 
綺麗なホテルなのに、宿泊費が4000円と安く、とても嬉しい気持ちになったりした。
 

ビジネスホテルって無性に写真が撮りたくなるんですよね。何気ない風景。

 

 

そうこうしてるうちに眠くなり、なんとかシャワーを浴びて、パリパリのベッドで就寝。

繁華街の喧騒を遠く感じながら、眠りの中に落ちていきました。

旅の疲れが心地よく、沈むように深く眠った、気がした。

 

 

後編へ続く。